

地域支援病院として高度な医療を
行っていて多くの経験を積むことができる病院

自己紹介と看護師になったきっかけを教えてください。
私は他県の医療機関で4年間勤め、飯田市立病院へ入職しました。入職後は多くの巡り合わせから認定看護師を目指し、現在は当院3人目の感染管理認定看護師として働いています。
私は中学までは救急救命士を目指していましたが、高校1年生の時に母親が交通事故で、飯田市立病院へ搬送されました。そこで働く多くの看護師の優しさに触れ、働きを見て、その後の看護師体験などを通して看護師を目指そうと思いました。
当院に入職を決めた理由を教えてください。
飯田市立病院が自分の出生の地にある病院であり、私が看護師を目指すきっかけとなった思い入れのある病院であること、地域支援病院として高度な医療を行っていて多くの経験を積むことができる病院であると思ったからです。そして公立病院であり福利厚生が他の病院に比べてとても充実していること、労働組合があり労働者の権利をしっかりと守ってくれることなどが魅力的でした。

認定看護師としてどのような時にやりがい感を感じますか。
大学病院の時も当院で看護をする中でも、感染症の患者さんの看護を恐る恐る行っていました。それは感染症の患者さんにも失礼であり、他の患者さんへ伝播させないか不安を持っていたため、適切に自信をもって正しい対応がしたいと考えるようになり勉強をしていました。COVID-19が流行っているころに県内の看護大学で感染管理認定看護師養成講座を開講するという話があり、認定看護師になろうと気持ちを決めて受講したという経緯です。
認定看護師としてどのような時にやりがい感を感じますか。
私は、一般病棟・ICUを経て、認定看護師となって手術室で働います。院内で3人目の感染管理認定看護師であるため、自分が所属する部署を中心に、看護部の委員会で活動をしています。
資格を取得してから、部署のスタッフから感染症や感染症患者さんの対応について質問されることが増えました。すぐにお伝えできることは伝え、自分の知識の足りないところは専従の認定看護師に確認して伝えるなどして、部署の感染対策をしています。自分の知識をアップグレードしたり、増やし続ける大変さはありますが、自分の役割が組織の中で求められていることにやりがいを感じます。

ワークライフバランスについて教えてください
当院は変則2交代制ですが、私が所属する手術室は週5日の日勤勤務です。手術が遅くまである場合にも、予定があれば時間で帰る事も可能で仕事後の予定を組みやすいです。また、協力体制もあるため子供が体調を崩した場合には、早退したり休んだりしやすい環境です。夜勤のある病棟勤務も夜勤のない手術室勤務も経験している自分としては、手術室での勤務は規則正しい生活ができ、子供と過ごす時間も増えました。
新卒の方へのメッセージをお願いします
(看護師のキャリアを考える皆さんへのメッセージ)
新卒新任者の方は、これから始まる看護師という仕事のキャリアと言われても、なかなかイメージが難しいと思います。まずは働く中で、多くの患者さん・多職種と出会うことで自分がどうしていきたいか、何になっていきたいかが見えてくるはずです。そのきっかけに多種多様な医療を担う当院は最適だと思います。
また、自分のように認定看護師や各種資格の取得を目指す方への多様なキャリア形成支援があります。ぜひ一緒に働きましょう。